【電池持ち重視の方に最適!コストパフォーマンスも悪く無く入門スマホとしても使えそうです。】
既に海外では販売されていましたが、大容量バッテリーが特長の5.2インチスマートフォン「asus ZenFone 3 Max(ZC520TL)」の国内モデル価格と発売日が正式に発表されました。
以前から、気になっていたモデルですが正式発表が無かったので、延期になってしまうのかと内心ヒヤヒヤしていました。
発売日は2017年1月14日(土)、価格は21,384円(税込)です。
※現在、公式サイトASUS Shopで、純正USBケーブルを頂けるキャンペーンが行われています。
なお、色の展開は
- ゴールド
- シルバー
- グレー
の3種類となります。
スペック
主要スぺック
- OS: Android 6.0
- CPU:MT6737M クアッドコア 1.25GHz
- ストレージ・RAM:16GB・2GB
- 外部メモリー: micro SD/SDHC 最大32GB
- サイズ: 約149.5×73.7×8.55 mm
- 重量: 約160g
- ディスプレイ: 5.2インチ IPS 1280×720
- カメラ: アウト1300万画素 イン500万画素
- バッテリー:容量 4,100mAh
- LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28 TD:B38/B41
- W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8
- GSM:850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
- SIMスロット: micro SIM + nano SIM (DSDS非対応)
- WiFi: n/g/11b.IEEE802
- Bluetooth: Bluetooth 4.0
- センサー:GPS、近接、光センサ、電子コンパス、加速度
- その他:microUSB 、指紋センサあり
ライバル機?との違い
サイズ等の構成は、同社asusの「ZenFone 3 Laser」や、当ブログでも度々登場する「gooのスマホg07」と割と近そうです。
[ZenFone 3 Laser]
ZenFone 3 Laser (ZC551KL) | スマートフォン | ASUS 日本
[gooのスマホg07]
各製品で特に異なる個所をザックリ挙げると、
CPU
ZenFone 3 Max:MT6737M
ZenFone 3 Laser:Snapdragon430
goo g07:MT6750T
CPUのMT6737Mに関しては、過去に紹介した4インチ激安スマホg06にも搭載されていました。しかしg06に搭載されていた物はクロック制限していた為、別物のスペックと考えても良さそうです。
参考としてZenFone 3 Maxは、海外では既に販売されており40000程度のAntutuベンチがよく公開されています。他の2機種が43000~46000位の為、値段なりに健闘していると思われます。
RAM
ZenFone 3 Max:2GB
ZenFone 3 Laser:4GB
goo g07:3GB
RAMは、他の2機種に比べはっきりと見劣りする点です。しかし、2GBは決して少ない値では無く、ここ数年のメインスマホとしては標準的な値です。少なくとも、ブラウザ検索やline、メールが中心のライトユーザが困る事は無いでしょう。
DSDS(DUAL SIM・DUALスタンバイ)
ZenFone 3 Max:非対応
ZenFone 3 Laser:非対応
goo g07:対応
DSDS非対応です。SIMスロット自体は2つ(nano×1、micro×1)ありますが同時には使えません。ただSIMカードのサイズ変更の手間は省けるかと思います。
※nanoSIMスロットとmicroSDカードスロットは共用です。片方しか挿せません。
バッテリー容量
ZenFone 3 Max:4100mAh
ZenFone 3 Laser:3000mAh
goo g07:3000mAh
バッテリー容量は、ZenFone 3 Maxの一番の特長で圧倒的に大容量です。
あくまで参考値ですが、ZenFoneシリーズは3G連続待受時間は、
- ZenFone 3Max 720時間
- ZenFone 3 Laser 528時間
と公表されており、Laserより3~4割程度は長く使用できる可能性があると考えられます。
価格
ZenFone 3 Max:21,384円(税込)
ZenFone 3 Laser:29,705円(税込)※価格.com2016/1/12
goo g07:21,384円(税込)
上位モデルにあたるLaserとは9000円くらいの差があります。
g07に至っては全くの同価格です。カタログ上は、g07の方が僅かに上回っている部分が多い印象ですが、maxにも強みがあるので自身の使用用途にあわせて決めるのが無難と思われます。
まとめ
昨年の秋ごろから、スマホの性能は飛躍的に上がってきました。
数年前では考えられない事ですが、2万円台のスマホが当たり前の様に、ベンチマーク40000越えを達成する状況となりました。
正直、重いゲームなどをやらない方は、どれを選んでもスペック的に困らないと思われます。
今回のZenFone 3 Maxは、やはり「バッテリー容量」が一番の特長です。
ここに、魅力を感じるかが購入の判断材料と思われます。
ZenFone 3 Maxを検討すべき人
- 電池持ち重視する人
- 値段の割に性能の良いスマホがほしい人
- 入門用に旧モデルZenFone 2 Laserを買おうとしている人
見送るべき人
- DSDSを使う人
- 国内メーカーじゃないとイヤな人
- ゲーム利用が中心の人
- SDXCを使いたい人
- iPhoneがほしい人
それでは、楽しいスマホライフを!