【asusの新型スマホ「ZenFone4(国内モデル)」の実力は如何に?実機確認とベンチマークを公開!】
先日、ひっそりと発売された「ZenFoneシリーズ」の最新モデル「ZenFone4 ZE554KL(国内モデル)」。注文していた実物がついに届きました!
今回は、asusのスマホ「ZenFone4 ZE554KL(国内モデル)」の実機レビューと恒例のAnTuTuベンチマーク測定とお送りします。
ZenFone4のおさらい
主なスペック
主要なスペックは、下記の通りです。※2017/9/30現在
- OS: Android 7.1.1
- CPU:Snapdragon 660(2.2GHz)
- ストレージ・RAM:64GB・6GB
- 外部メモリー: microSD、HC、XC(最大2TB)
- サイズ: 約155.4× 75.2 × 7.5 mm
- 重量: 約 165g
- ディスプレイ: 5.5インチワイド(1,920×1,080) 、Gorilla Glass 3
- アウトカメラ: メイン1200万画素、広角800万画素、LEDフラッシュ有り
- インカメラ: 800万画素
- バッテリー: 3,300mAh
- FDD-LTE: B1、B2、B3、B5、B7、B8、B18、B19、B28
- TD-LTE: B38、B39、B40、B41
- W-CDMA:B1、B2、B3、B5、B6、B8、B19
- Carrier Aggregation:2CA、3CA
- SIMスロット: nanoSIMスロット×2 (DSDS対応、au VoLTE)
- WiFi: IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
- Bluetooth:Bluetooth 5.0
- センサー類:GPS、加速度、電子コンパス、光、磁気、
近接、ジャイロ、指紋、RGB、NFC
更に詳しく知りたいメーカーサイトでどうぞ。
[メーカーサイト: ZenFone4(ZE554KL)スペック]
売ってるところ
2017/9/30現在では、asuus公式サイトや大手モール(amazon、楽天、yahoo)などで取り扱いが見られます。
また、一部ですがmvno(IIJ系)にも取り扱いがあるようです。
買う時に注意する事
注意すべき点としては、並行輸入品についてでしょうか?
[ポイント1:極端に安いZenFone4がある]
商品を検索しているうちに、2万円以上も安いZenFone4を見つけてしまうかも知れませんが、まずは一旦冷静になりましょう。
[ポイント2:それは廉価モデルの可能性が高い]
グローバル展開で見ると、ZenFone4はスペック違いのモデルがあります。
今回の国内モデルは「Snapdragon 660」「RAM 6GB」を搭載していますが、安価な商品は廉価モデルの「Snapdragon 630」「RAM 4GB」搭載の可能性が高く、間違えて購入しないように注意しましょう。
[ポイント3:同じスペックなら価格差はさほどない]
国内モデルと同じスペック(660,6GB)の並行輸入版も見かけますが、今作(ZenFone4)は幸いにも、前作(zenfone3)の時ほど、「国内版」「並行輸入版」間で価格差は少なく、並行輸入版を選ぶメリットは少ないでしょう。5000円程度?
何れにせよ、保証問題等のリスクを考えると、おすすめは出来ません。普通に国内モデルが無難かと思われます。
開封の儀
パッケージ
黒にゴールドのパッケージです。マットな触り心地が印象に残る箱でした。
ちなみに購入した本体カラーは黒です。
パッケージ裏はこんな感じ。
セキュリティシールが貼られています。開封するとメーカーロゴが残る仕組みで安心です。
付属品
パッケージを開けてみました。
付属品をチェックします。画像左から。。
- パッケージ(箱)
- ZenFone4 本体
- ケース
- 充電器
- 充電ケーブル
- イヤフォン
- イヤーピース
- イジェクトピン
- ユーザーマニュアル
- 製品保証書
- その他(コールセンターカード、IMEIシール)
本体の前に、気になった付属品について補足したいと思います。
[ケース]
ZenFone4にはクリアケースが付属します。
驚いた事に、よくあるハードケースでは無くTPUケースでした。
当然、精度も悪く無く、これで十分と言う方も多いかも知れません。
[充電器]
メーカーロゴの入った充電器(AD2068320)は、1ポートタイプです。
仕様は「入力 :AC100V~240V 50/60Hz 0.5A / 出力:5V 2A OR 9V 2A」
外観的には、トラッキング対策無し、折り畳み不可。サイズは約43×70(コンセント含)×28mm。持ち運びには少し大きいかも知れません。
[充電ケーブル]
充電ケーブルは「Type-C」(Type-A ⇔ USB Type-C)です。
[イヤフォン&イヤーピース]
イヤフォン(ZenEar)には最初からイヤーピースが付いています。つまり、交換用と合わせて計3種類のイヤピースが付属しています。
[イジェクトピン]
メーカーロゴのついたイジェクトピン(SIMピン)です。
[ユーザーマニュアル]
内容は各部名称が中心の簡易的な物です。
メーカーサイトにも今のところは日本語の詳細マニュアルは無いようです。まあ、必要な人の方が少ないので仕方ありません。
[製品保証書]
最近では珍しく保証書が付属しています。封印パッケージなので店舗の記載欄などはありません。納品書は要保管です。
本体外観
先ずは本体の輸送保護?フィルムを外します。
[表面]
表は全面ブラック。下部中央は指紋センサーです。
ちなみに使用中、指紋センサーは「ホームボタン」を兼ねます。また、その左右には「戻る」「メニュー」ボタンが隠れるように存在します。
[背面]
背面はメタル柄ですが、前作同様表面はガラスと思われます。
ZenFone4の特長でもあるカメラです。左から「メインカメラ」「広角カメラ」「LEDフラッシュ」です。
メーカーロゴが、メッキ風だった前作と比べ主張し過ぎない点が、個人的には好印象です。
[側面(上)]
小さな穴はマイクです。※下にもあり
[側面(左右)]
右側には、上から「ボリュームボタン」と「電源ボタン」。
左側には、SIMスロットがあります。
[側面(下)]
左から「スピーカー」「マイク」「充電ポート(type-c)」「イヤフォンジャック」です。
セッティング
「nanoSIMカード」や「microSDカード」は、トレイで取り付けます。
ディスプレイ側から見て左側面の穴に「イジェクトピン」を差し込み、トレイを取り出しましょう。
[SIMトレイの取り出し]
SIMスロットは「nanoSIMスロット×2」です。
お馴染みの仕様ですが「nanoSIM2」と「microSDカード」のスロットは共用です。SIMカードを1枚のみ利用する方は意識する必要ありませんが、DSDS運用したい方はmicroSDは諦めましょう。
[SIMカードµSDカードトレイ]
トレイに各カードをセットしたら、本体にトレイを戻します。
電源ON
電源ボタン(右側面)を長押しで起動です。
この後は、画面の指示に従い初期設定を行ってください。
続いてベンチマークです!
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク
AnTuTu総合ベンチマークの測定です。
(AnTuTu v.6.2.7、ZE554KL Build v.14.1051.1708.1)
106,951でした。
遂に10万の大台越えです。
zenfone無印は、もはや価格的にも、ミドルスペックとは言えない領域に届き始めたようです。
続けてデバイス情報をチェック。
基本情報
ストレージ・CPU
ディスプレイ・カメラ
バッテリー・OS・機能・ネットワーク
センサー
以上、ベンチマークでした!
まとめ
普通に高性能なスマホ
これまでのZenFoneシリーズは、手頃なミドルクラスのスマホの印象でしたが、今回のZenFone4(Specs:S660、6GB)の位置づけは少々異なるようです。
従来シリーズと比べ、性能も価格も大幅に上がっている為、「ミドルクラスのスマホでは、物足りない人向けのスマホ」に仕上がっていると言えそうです。
特長でもある「広角カメラ」を試して見たい方や、大容量の6GBRAMを体感してみたい方には、検討余地がありそうです。
結局どんな人におすすめ?
買いの人(おすすめの人)
- ミドルクラスのスマホでは物足りない人
- 広角カメラを使ってみたい人
- 6GBRAMを試してみたい人
見送りすべき人
- ライトユーザーな人
- フラグシップ、ハイエンド機じゃないとイヤな人
- 予算が足りない人、もっと安いスマホが良い人
それでは、楽しい ZenFone4(ZE554KL)ライフを!