【背面カバー(裏蓋)はギターピックで開けるのがおすすめ!カードでこじ開けるのは微妙?】
皆さんのスマホのSIMカードスロットは何処にありますか?
最近はトレイ式のSIMスロットも増えましたが、従来からの背面カバーを開けてSIM挿入するタイプのスマホも多く存在します。
恐ろしく開けにくい背面カバーが存在する
しかし、中には驚くほど取り外しが困難な背面カバーがあります。
ZenFone 2シリーズは特に大変
個人的にかなり大変だったのは、「ZenFone 2」「ZenFone 2 laser」等のZenFone2シリーズや「ZenFone Go」です。
人気のあったモデルで、現在でもライトユーザーなら全く問題無い性能がある為、多くのMVNOで取り扱われています。
何れの機種も、側面にある溝に指を入れて背面カバーを外すのですが・・・これが、かなり厳しい。
[ 例:ZenFone2 laserの溝 ]
幅が約10mm・高さは1~2mm程度と、最小限の溝と言っても過言ではありません。
素手では力を入れる事が難しいうえ、背面カバーとタッチパネルの間に隙間も一切ありません。
もちろん、何度も取り外して慣れてくれば多少作業も楽にはなりますが・・・。
私のようなスマホマニアはともかく、そもそも普通の人はSIMカードは頻繁に取り外しませんよね?
多くの場合、背面カバーの取り外しに慣れる前に、スマホの買い替え時期がきてしまいます。
今回は、開けにくい背面カバーを、無理なく開ける道具の話です。
カードで開けるべきではない3つの理由
さて、ここで知人の無残なZenFone 2 laserをご覧ください。。
クレジットカードでゴリゴリと裏蓋開けチャレンジされていたようです。
素手での裏蓋開けが難しい場合、クレジットカード等でこじ開ける方法も存在しますが、あまりおすすめは出来ません。
1.クレジットカードでは厚すぎる
今回例に挙げた、「ZenFone 2 laser」の溝の高さは1、2mmしかありません。
クレジットカードの厚さは、「0.76mm」と規格が統一されています。溝の高さの半分くらいの厚さが在るわけですが、肉眼で確認出来るかどうかの隙間に差し込むには厚すぎます。
2.結構普通に折れます
前述の通り、カードを使用する場合は厚さの都合上、隙間に差し込むというよりは捻じ込んで隙間を作る事になります。
同然カードには大きな負荷が掛かります。一見丈夫なカード類ですが、ここで力加減を間違えたりすると・・・
こんな感じで普通に折れます。。
今回検証の為、10枚位のいろいろなカード試してみましたが、同じ様に見えてもカード自体が劣化しているのか古いカードほど、折れやすい印象でした。
因みに、上記画像の折れたカードは10年くらい前に発行された物でした。
3.手数料
万一、カード破損したば銀行や発行会社によって異なりますが、自然破損以外では再発行手数料を求められる事が多いようです。(1000円前後)
再発行自体に時間が掛かる上、激混みのサポートセンターへ電話など、想像しただけでもゲンナリです。
ギターピック裏蓋を開ける3つの理由
「じゃあ、どうすれば良いの?」と言う事ですが、ギターピックの使用をおすすめします!
一応説明すると、ギターを演奏する時に使う物で、スマホとは全く関係のないアイテムです。
1.丈夫で薄い
ピックには弾く人の好み、スタイルに合わせて厚さが選べる様になっています。
中でもソフト(SOFT)やシン(THIN)と記載されているピックの多くは、カードの厚さを遥かに凌ぐ、0.5mm以下の非常に薄い物となります。
さらに、金属の弦で引くことを前提としている為、薄くても折り曲げやすり減りに非常強いメリットがあります。
2.角度
カードの場合、基本的に隅も中心部も全て部分が同じ厚さです。
しかし、ピックは先端部分が細い状態です。0.5mmのピックでも先端は更に薄く作られており、ごく僅かな隙間にも差し込む事が出来ます。
また角がない為、スマホに傷が付きにくいメリットもあります。
[断面イメージ] ※左:カード、右:ピック
3.安い
ピックは演奏者にとって消耗品です。ネットでも安く、楽器の実店舗でも一枚100円程度と安価です。
仮に折れてしまっても、懐は痛みにくいです。
まとめ
スマートフォンやタブレットの修理屋さんが分解時に、ピック状の工具を使う事は珍しくありません。
今回のような、ごく僅な隙間に差し込むにはうってつけの工具と言えます。
その工具と、ほぼ同形状のギターピックは手軽に入手可能です。
値ごろ感が出てきた、zenfone2シリーズを今から購入される方や、既に苦労されている方は、スマホが傷だらけになる前に、ギターピックの使用をおすすめします!
それでは、楽しいスマホライフを!