光回線ユーザーのみなさん、ご利用中のLANケーブルは何年前の物ですか?
据え置きゲームや高画質ストリーミングなど、「通信量が多い時のネットを安定させたい!」とお考えなら、最新規格LANケーブルへの交換を試しても良いかもしれません。
少し前なら高額だった、ハイスペックLANケーブルが100均ショップに登場したので情報共有です。
今回は、100円ショップダイソー(DAISO)で「超速フラットLANケーブルCAT8」を買ってみた話です。
ダイソーの「超速フラットLANケーブル」レビュー
- JAN:4562380816252
- 商品名:超速フラットLANケーブル
- 販売:エコラ事業部
550円
店頭販売価格は500円(税込550円)です。
CAT8対応
超高速なCAT8規格のLANケーブルです。
説明書
パッケージ裏。
規格の一覧表など。
モデル | CAT6 | CAT6A | CAT8 |
---|---|---|---|
通信速度 | 1Gbps | 10Gbps | 40Gbps |
伝送帯域 | 250MHz | 500MHz | 2,000MHz |
耐ノイズ性能 | × | ○ | ○ |
さらに詳しく
パッケージ裏を詳しく確認したい方は下記をどうぞ。
長さ2m
内包物はLANケーブルのみ。
長さは約2mです。
フラットタイプ
ケーブルは平らな、フラットタイプが採用されています。
横に曲げる事はできませんが、縦の取り回しは良好。
サイズ
ケーブルの幅は約8.5mmくらい、厚みは約2.7mmくらい。
ちなみに、購入した個体の被覆記載は「CAT8 FLAT CABLE 25/40GBase-T 2000MHz E-PC-2 202302 ecola」でした。
RJ45コネクタ
コネクタは標準的なRJ-45。
無線LAN親機やPCで普及しているやつですね。
なお、両側ともツメ折れ防止カバーが付いているので、取り付けも安心です。
意味は無い?速くなるのか?
現在、殆どの家庭内回線の速度は実測1Gbps以下です。
無線LAN親機なども有線1Gbpsまでの対応が主流。
「LANケーブルは5e規格(MAX:1Gbps)でも十分!」の考えがある事も理解はできます。
しかし、ノイズ耐性と超広帯域に対応するCAT8は、旧規格に比べLAN側の高速化に一役買ってれるケースが多々あるのです。
実際に、CAT5eとCAT8(本品)のネットワーク速度を簡易比較したので共有します。
スピードテスト
あまり時間が取れなかったので、APとONU間のLANケーブルを交換し、スピードテスト(各2回)を実施。
CAT5e
CAT8
特にアップロードの伸びが顕著でした。
WANが高速であることが前提ですが、超広帯域でLANのボトルネックが取り除かれ、速度アップに繋がったと憶測されます。
全ての環境で速度が向上する保証は一切ありませんが、光回線契約で古いLANケーブルを利用しているなら速度向上の可能性はあるでしょう。
まとめ
通信量の多い人、買い替えが面倒な人にオススメ
ハイスペックなCAT8カテゴリーケーブルは、通信量の多い人や将来の買い替えが面倒な人にオススメです。
過度な期待は禁物ですが、若干の速度向上も狙えるかもしれません。
「安定性向上目的(伝送帯域2,000MHz)」や「将来の買い替えが面倒(長く使えるスペック)」が気になる方は、検討する価値がありそうです。
それでは、楽しいスマホライフを!