「ディスプレイ指紋認証」タイプのスマホは、厚いガラスフィルムを貼り付けると、解除失敗しやすくなる事があります。
将来のアップデートで調整されるケースが殆どですが、とりあえずの対策としてやるべき事を挙げてみる事にしました。
今回は、スマホのディスプレイ指紋認証に失敗する時に試すべき5個の事。
ディスプレイ認証が失敗しがちな時に試す事
1.最新アップデートをチェック
既に修正アップデートが配信されている可能性があります。
そもそも、お使いのスマホは最新ですか?
念の為、アップデートが保留状態となっていないか?手動でも確認しておきましょう。
「修正アップデートは配信済みだが、適用(インストール)されていなかっただけ」であれば、本作業だけで解決する可能性が高いです。
2.指紋の再登録
「指紋の再登録」も試してみる価値があるかも知れません。
デバイスの仕様にもよりますが、「フィルム無し状態」で指紋登録した場合、「フィルムの厚み」分が相違の原因の一つとなっている可能性もあります。
費用の掛かる対策ではありませんので、ダメ元でお試しあれ。
※なお、不要となった旧指紋は削除しましょう。
3.タップ感度変更
デバイスによっては「タップ感度」の調節機能が搭載されている場合があります。
フィルムの種類・端末仕様によっては、感度向上で多少認証速度に改善が見られることがあります。
【手順(Android12)】
- 設定
- ディスプレイ
- タップ感度の向上 → ON
4.対応フィルムに張り替え
費用は掛かりますが、指紋認証に対応しているフィルム(純正品・公式ライセンス品・利用可能報告が上がっているサードパーティ品等)に張り替えてしまうのが、手っ取り早い使用感改善方法です。
端末メーカー純正品・認定品
端末メーカー純正品・認定品のガラスフィルムは、認証の対応面では安心感があります。
デメリットは選択肢が非常に少なく、高価格である事です。
端末メーカーサイト、取り扱いキャリアのサイトなどで、公式アクセサリーが販売されていないか?紹介されていないか?チェックしてみましょう。
サードパーティ品(レビュー等を調査)
安価に済ませたい場合は、ECサイトのレビュー等で「対応報告レビューのあるサードパーティ製ガラスフィルム」を試す手もあります。
100%対応する保証は無いものの、費用を抑えたガラスフィルムを探す事が出来るかも知れません。
PETフィルム
ディスプレイ指紋認証のトラブルは、フィルムの「厚み」が原因になっている事が多い印象です。
前述の対応ガラスフィルムをいずれも探す事が出来なかった場合は、ガラスフィルムよりも薄い「PETフィルム」を試してみても良いかもしれません。
※100%対応快適に認証が使える保証はありません
5.解除方法を変更
とりあえず「問題の先送り」したい方は、ロック解除方法の変更がおすすめです。
多くのデバイスで、指紋認証以外のロック解除方法(フェイス・パスコード・パターン等)が用意されています。
目ぼしいガラスフィルムや、修正アップデート配信まで、ロック解除方法の変更で凌ぐのも一つの手でしょう。
まとめ
根本的な対策は修正アップデートを待ち
「対応フィルム」に張り替えても改善が見られない場合、ユーザー自身で行える根本的な解決策はありません。
メーカーの対応(アップデート修正等)まちとなります。
※もちろん100%アップデートが実施される保証はありません
今回紹介した対策が全てのスマホ・環境で有用とは限りませんが、少しでも効果のある対策で利便性の向上を図り、将来の修正アップデートを待つのが無難と言えるのでは無いでしょうか?
それでは、楽しいスマホライフを!