以前、「HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)」の付属充電器での充電時間を測ってみた事があります。
[過去記事:nova lite 2(FIG-LA1)の充電時間は何時間?]
結果としては、実用的に問題ありませんが、それなりの充電時間は必要でした。
さて、その際にも薄々感じていた事なんですが、付属充電器の性能は「出力:5V 1A」で2018年のスマホ充電器としては物足りない性能です。
つまり「控えめ性能な付属充電器が足を引っぱっているのでは?説」です。
個人的に気になっていた事もあり、少し前に続編となる検証を行っていました。
今回は、付属品(5V 1A)よりも若干性能の良い充電器(5V 2.1A)を使った場合の、充電時間を測った話です。
条件的なもの
- 端末:HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)
- 本体ファームウェア:v.8.0.0.121
- その他:SIM挿入済み、wifiスリープ時ON、Bluetooth・位置情報OFF
- アダプター:Panasonic QE-AP109(出力:5V 2.1A)
- USBケーブル:端末付属の純正品
アダプター(充電器)
2018/3/22現在、1,000円前後で購入出来る安価な充電器も、殆どが「2A以上(5V)」です。
取り敢えず、手持ちで近そうな「Panasonic QE-AP109」(5V 2.1A)を使ってみる事にしました。
[過去記事:Panasonic 充電器QE-AP109購入レビュー]
純正USBケーブル
充電器と本体を接続するケーブルは、端末付属の純正品USBケーブルを利用します。
※「純正USBケーブル」の詳細が必要な方は過去の購入レビュー記事でご確認下さい。
[過去記事:HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)購入レビュー]
計測してみた
充電開始
充電開始です。残量表示は1%です。
なお、充電時間の見込みが表示されていますが、他の機種同様あまりアテにできまでせん。
30分経過
バッテリー残:32%
今のところの充電速度は1分につき約1.03%程度スピードです。
※ちなみに前回「付属充電器」を使った時は、30分経過の時点で「19%、1分につき0.6%程度」だった事を考えると既に圧倒的に速い印象です。
1時間経過
バッテリー残:58%
好調な速度を維持しています。
1時間30分経過
バッテリー残:80%
2時間経過
バッテリー残:95%
90%超えに2時間は掛からなそうですね。
2時間17分経過
バッテリー残:100%
まとめ
普通に速かった
今回の条件では、約2時間17分で100%になりました。
同社のワンランク上のモデルとも同程度の結果となりました。nova lite 2の価格を考慮すれば、十分に満足が行く結果では無いでしょうか?
さて、前回の付属充電器を利用した計測と比較してみましよう。
付属充電器 | 今回検証 | |
充電開始 | 1% | 1% |
30分経過 | 19% | 32% |
1時間経過 | 36% | 58% |
1時間30分経過 | 53% | 80% |
2時間経過 | 70% | 95% |
2時間17分経過 | – | 100% |
2時間30分経過 | 86% | – |
3時間経過 | 95% | – |
3時間30分経過 | 99% | – |
3時間34分経過 | 100% | – |
冒頭の「控えめ性能な付属充電器が足を引っぱっているのでは?説」が、しっかりと実証されてしまった形となります。
付属充電器で使うのは勿体ない?
nova lite 2(FIG-LA1)は、公式サイトのスペックでは急速充電対応とされていません。
しかし、今回の結果を受けてみると、本体は急速充電に対応しているけど付属充電器の性能上、記載していないだけ?と思ってしまいました。まあ推測の域を出ませんが。。
さて、充電中は本体に不自然な発熱を感じる事も無く、付属充電器で使うのは勿体ないように感じました。
僅かな金額で快適になるのであれば、付属品よりも少し良い充電器を用意するのは悪くない選択に感じます。
とは言え、利用は自己責任でどうぞ。
それでは、楽しいHUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)ライフを!