【外出先の速度に不満ある方やテザリングユーザーにおすすめです。(wifiが必須ですが)】
まともな無料wifiスポットが増えてきました
いつの間にか、wifiスポットが非常に充実していることに皆さんお気づきですか?
少し前までは、有料サービス中心でカフェやファーストフード、空港など限られていましたが、
最近では無料でもコンビニや図書館などに最低限ですがセキュリティ対策済みのwifiスポットが多数点在しています。
さらに各地方自治体の提供する無料wifiスポットも急激に増えており、都内であれば都公式の「FREE Wi-Fi & TOKYO」で地下鉄駅や公園など、主要な公共施設全てで無料利用が可能となっています。
ターボダウンロード
g06には、これらのwifi環境下で利用できる「ターボダウンロード」モードがあります。
通常、インターネットにアクセスするには「モバイル回線」か「wifi」を利用しますが、この「ターボダウンロード」ではその2つを同時に使用し速度アップを図る事ができます。
それでは、設定と実際にどの程度速度アップするのか検証してみたいと思います。
設定
1.まずはg06をwifiに接続します。
2.「設定」→ 「ターボダウンロード」に移動します。
3.機能の説明を確認したら「ON」に切り替えて設定完了です。
検証
検証条件
測定アプリ:Speedteset.net Ookla
モバイル回線:dmm mobile
まずは、wifiおよびモバイル回線の単体での計測結果です。
wifi単体
モバイル単体
wifi単体:download 42、upload 35 Mbps
モバイル回線単体:download 12、upload 1 Mbps
※小数点以下端数切捨て
さて、ターボダウンロードをONにして試します。
ターボダウンロード:download 57、upload 34 Mbps
wifi単体:download 42、upload 35 Mbps
モバイル回線単体:download 12、upload 1 Mbps
※小数点以下端数切捨て
はっきりとdownload速度がアップしました。
2~3割増しと言った所でしょうか?wifiとモバイルの合計位にも見えますが。
爆速とまでは行かなくとも、良い意味で予想を裏切られる結果となりました。
さて、ここで素朴な疑問が生まれました。
高速通信量を使い切った等で、モバイル回線の速度が制限されている方も時々見かけます。この場合の速度も検証してみる事にしました。
高速通信をOFFにしたモバイル回線単体の速度測定。
モバイル回線単体(高速通信OFF):download 0.4、upload 0.2 Mbps
続けて測定ですターボダウンロード(高速通信OFF)
ターボダウンロード(高速通信OFF):download 30、upload 30 Mbps
※小数点以下端数切捨て
wifi単体より下がってしまいました。この後数回試しましたが、wifi単体位まで上がることもあったものの、速度のバラつきが少し増えた印象です。
総じて、wifi単体と同じくらいか少し遅い結果となりました。
少なくともモバイル回線が遅い場合に「ターボダウンロード」をONにするメリットは無さそうです。
まとめ
設定のみで手軽に速度を上げられる為、出先でも速度の欲しいユーザーには使い勝手の良い機能かもしれません。
この機能が気になる方が押さえるべきポイント
- モバイル回線が制限中等で遅い場合、ターボダウンロードを使っても速くならなそう。
- そもそもwifi環境が無いと使えない
- まともな無料wifiスポットは意外と多い
それでは、楽しいg06ライフを!