気温が高くなると、パソコンの発熱が気になってきませんか?
「CPUグリスの塗り替え」が定番ですが、大容量のグリスを使い切るのは大変なんですよね。
使い切りサイズの激安CPUグリスを見つけたので、早速買ってみる事にしたのです。
今回は、Amazon.co.jpで購入した激安CPUグリスのレビューです。
GD900(CPUグリス)のレビュー
購入時の価格は税込80円+送料(※2023/4下旬の価格)でした。
絶縁タイプのとの事。
グリス本体のみ。
ヘラなど付いてきませんので身近なもので代用しましょう。
1g
容量は使い切りサイズ「1g」です。
熱伝導率
4.8W/M-Kの記載。
価格を考えれば優秀な値です。
その他に、密度: 2.3 g/cm3、期限:2年の記載も。
冷却効果を検証
安価すぎる商品だけに、実際の冷却効果は気になるところ。
ボロボログリスのジャンクPC(7300u)を使って冷却効果を簡易測定する事にしました。
簡単に掃除して・・・塗替え完了。
塗替え前後のCPU温度を比較して、ざっくり測定してみました。
ざっくり測定
CPUに3分間負荷を掛けて、負荷中のCPU最高温度を比較します。
- CPU負荷ソフト:CpuStres v2.0
- 温度確認ソフト:Core Temp v1.18
- 負荷時間:40%を3分・100%を3分 ※クールタイム30分
塗り替え前
CPU40%負荷を3分。
最高は76℃でした。
CPU100%負荷を3分。最高は84℃。
塗り替え後
CPU40%負荷で3分。68℃でした。
CPU100%負荷を3分維持。
最大温度は81℃に。
結果比較
CPU負荷 | 塗替え前 | 塗替え後 |
---|---|---|
40%を3分間 | 最高 76 ℃ | 最高 68 ℃ |
100%を3分間 | 最高 84 ℃ | 最高 81 ℃ |
一定の効果があるように見受けられます。
少なくとも、ボロボログリスで放置するよりは、ずっと良い選択でしょう。
まとめ
長期保管したくない人にオススメ
結論:普通に冷える
CPUグリスにもハイエンドを求めている、ハイスペックPCユーザーはともかく、ごく一般的なPCをユーザーなら事足りる印象でした。
グリスを長期保管したくない人にとっては、合理的なCPUグリスの買い方と言えそうです。
それでは、楽しいスマホライフを!
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