VoIPフォン「Grandstream GXP1620」を実際に1ヵ月半使ってみて分かった、良かったところ5個、イマイチなところ5個。

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【Grandstream GXP1620を実際に1ヶ月半使った、現時点での率直な感想まとめ。】

 

SMARTalk(スマトーク)等を簡単にイエデン化出来るVoIPフォン。

 

その中でも比較的安価なビジネスモデル「Grandstream GXP1620」を購入してから約1ヵ月半が経過しました。

SMARTalkをイエデン化。VoIPフォン Grandstream GXP1620を買ってみた。
「SMARTalk(スマトーク)」や「brastel(ブラステル)」等の「VoIPアプリ」は、050IP番号を無料または格安で運用出来る魅力があります。 携帯電話の番号と使い分ける事で、迷惑電話対策やビジネスシーンとの区別としても有用です。...

 

今回は、実際に使ってみて分かったGXP1620の「良かったところ5個」「イマイチだったところ5個」に触れてみたいと思います。

 

格安維持費でイエデンが欲しい方には参考になるかも知れません。

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良かったところ

1.「2SIP」に対応

GXP1620は2つのアカウント登録と待ち受けが可能です。

 

SMARTalkアカウントを2つ登録したり、SMARTalkとブラステルを各一つずつ登録する事が出来るため、「プライベートと仕事用」または「発信専用と着信専用」の併用など思いがけず便利に利用出来ています。

追記:SMARTalkのサービス終了(2025年2月28日23:59まで)のお知らせが発表されました。残念ながら、ユーザー数増加は難しいと考えられ、やむを得ないと考えられます。https://ip-phone-smart.jp/index.php?cID=708

 

2.定期的にアップデートがリリースされる

GXP1620は既に発売から数年経過したモデルですが、現在でも見捨てられる事無く、定期的なアップデートが配信されています。

 

アップデートされる度に、バグや日本語化される箇所も増えている為、地味に嬉しい点ではあります。

 

なお、当初本器に搭載されていた微妙な「天気予報」機能はアップデートにより無くなりました。

 

最近は数か月に1回程度の更新があります。Grandstreamの公式サイト(英語)で最新のリリースバージョンとリリースノートが確認できます。

[Grandstream firmware]

Firmware- Grandstream Networks
Firmware updates and more.

3.遂にバックライトが消灯可能に!

これまで、基本機能で唯一気になっていた点として「バックライトの明るさ」が挙げられます。

 

待機中と使用中(アクティブ)の明るさを0~8段階で設定可能ですが、困った事に明るさ0でもバックライトが暗くなるだけで、消灯されませんでした。

[夜や暗い所では気になる明るさ]

f:id:piza-man:20170704202919j:plain

 

しかし、最近の本体アップデートで明るさ0が消灯に変更されました!

これで、より一般家庭でも利用しやすくなりました。

4.デフォルト設定のままでも十分な通話品質

殆どデフォルト設定のまま利用しています。

かなり細かい通話設定を行う事が出来ますが、その必要が無いくらい安定しています。

やはり、アダプタよりも敷居が低いと思われます。

 

5.頑丈で日焼けも目立たない

購入後から1ヶ月以上、うっかり?直射日光が当たる場所で放置してしまったり、テーブルから落下させてしまったりしましたが、今のところ変色も無ければ、破損もありません。

流石はビジネスフォンと言ったところでしょうか。

 

よく黄ばんでしまっている固定電話を見かけますが、GXP1620はその点、かなり強そうです。とは言え、さすがに直射日光下は止めましたが。。

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イマイチなところ

1.呼び出し音

呼び出し音が4つから選択可能です。

 

しかし、目覚まし時計風の音など、日本では少々違和感のある音が多いです。

 

唯一、日常使い出来そうなデフォルト音も、ビジネスフォンっぽい音の為、自宅でも仕事をしている気分に浸れますw

 

なお、無音も可能です。

2.留守番無し

ビジネスフォンの為、普通の留守電はありません。留守番電話が必要な方は、各SIPサービスの機能を利用しましょう。

 

因みに、SMARTalk(FUSION IP-Phone SMART)の場合は留守電無料です。

料金 | SMARTalk
初期費用、月額費用はもちろん留守番電話や着信転送もすべて0円!SMARTalkに変えて、通話料をかしこく節約。

 

メールで留守電を受信すれば、スマホで留守電再生出来るため、管理しやすいと思われます。

3.PoE非対応

PoEは、LANケーブルで電源供給を受ける事が可能な規格です。残念ながらGXP1620は対応していませんが。

 

なるべく配線を減らしたい派である事と、最近、Poe対応の業務用ハブをセールで見かける為、少し試して見たくなりました。

 

アダプターでの給電に、不満の無い方には関係無いかも知れません。

4.アップデートには設定が必要

設定にアップデート用サーバーを指定する項目があります。

 

デフォルトで既に入力されているので気にも止めませんでしたが、実は正しく指定されていません。

 

何処かのタイミングでサーバーが変更になったのか?経緯は不明ですが、確認する必要があります。

 

※正しくサーバーが指定されていないと、アップデートが行われません。

[管理画面ログイン] → [メンテナンス] → [アップグレードとプロビジョニング]  

f:id:piza-man:20170704202937j:plain

 

[Firmware] – [フォームウェアサーバーパス] ※多分ファームの誤訳

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下記のようになっているか確認。

firmware.grandstream.com

書き換えた場合は、「保存して適用」をお忘れなく。

5.家庭では使わないボタン多すぎ

ビジネスフォンの為、非常に多機能です。

 

しかし、その多くが一般家庭では利用機会の殆ど無いものばかりです。ヘッドセット利用、転送、all着信拒否などなど。

 

ダイヤルを除き、合計23個のボタンがありますが、初回設定時を除けば、その半分以上は使う機会がありません。

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ビジネス用商品の時点で、ある程度分かっていた事ですが、ごちゃごちゃしている感は否めません。押し間違えには注意しましょう。

まとめ

アップデートで懸念材料も払拭?

ビジネスフォンっぽさは、所々で感じてしまいますが、前述のの通り日常使用で唯一の不満点だったバックライトも消灯可能になりました。

 

このアップデートの結果、GXP1620は非常に満足度の高い買い物となりました。手軽にイエデン化したい人におすすめです!

それでは、楽しいSMARTalkライフを!

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