スマホ用の充電ケーブルの「黄ばみ」は気になりませんか?
特に白いケーブルでは黄ばみが目立ちやすく、壊れていなくとも、買い替えたくなってしまいます。
今回は、「ケーブルが黄ばむ原因」の解説と、黄ばみを隠せる100均ダイソーの「ケーブルデコレーションカバー」をレビューします。
ケーブルが黄ばむ原因
なぜ、ケーブルが黄ばむのか?
その答えのヒントは、スマホの充電ケーブルや、有線イヤホンケーブルの被膜に、樹脂素材や合成繊維のが多用されている事にあります。
- 紫外線による劣化
- 汚れの付着
- 経年劣化
それぞれの要因と対策を解説したいと思います。
紫外線による劣化
日光などの紫外線はケーブルを黄ばませる大きな要因です。
ケーブルにはプラスチック樹脂が多用され、紫外線はプラスチックの化学結合を破壊し、色素の変化を引き起こします。
特に色素の変化が目立ちやすい、白いケーブルは、短期間で黄ばみが発生するように感じるはずです。
対策はとにかく直射日光などの紫外線と触れる事を避けることです。
屋内のできるだけ暗所でのみ使用し、使用後はケースに収納するなどの工夫などの必要です。
汚れの付着
汗や皮脂、空気中の汚れの付着は、ケーブル黄ばみの原因です。
目に見えない程度の汚れであっても、時間とともに酸化し黄ばみを引き起こします。
例えば、屋内でしか使っていない、PCキーボードや、リモコンなどが、早々に黄ばんでしまうのも、汚れの付着が原因です。
対策は清潔な環境を保つことが重要です。
キッチンや喫煙環境での利用は避け、頻繁にケーブルを清掃する必要があります。
経年劣化
樹脂素材や合成繊維は、経年劣化でも黄ばんできます。
注意が必要な点は、経年劣化の黄ばみは、見た目だけではなく、素材自体が脆く劣化している可能性があることです。
古いケーブルが変色しているのは、経年劣化の可能性大。
被膜割れや断線などのドラブルの原因となる前に、早々に買い替える事をおすすめします。
隠してしまえば気にならない
ケーブルの黄ばみを対策は存在するものの、徹底的に守るのは難しいのが現実です。
また、すでに黄ばんでしまったケーブルを元通りにするのも簡単ではありません。
漂白剤やクリーナーを用いた対処は、被膜を傷つけてしまう可能性や浸水リスクがあり、万人にオススメできる方法ではありません。
そこで、黄ばみを防ぐ・落とすではなく、「隠す」して使う方法を提案したいと思います。
早速「隠す」ことに、適している「ケーブルデコレーションカバー」をダイソーで購入してみました。
100均のケーブルデコレーションカバーをレビュー
- JAN:4968951219086
- 商品名:ケーブルデコレーションカバー 1.2m
- 品番:1908
- 販売:株式会社エルオー
価格
店頭販売価格は100円(税込110円)です。
デコレーションと保護
ケーブルのデコレーションと保護を、同時に行える商品です。
黄ばみを隠すことにも繋がるので、有用なハズ。
なお、対応ケーブルの長さは1.2mまで。
※長さは切って調整できるので、取り付けたいケーブルが短い分には問題ありません。
説明書
パッケージ裏の説明書です。
パッケージ裏の詳細は下記参照。
内包物
内包物は、ポリウレタン材質の「ケーブルデコレーションカバー(1.2m)」が1個。
光の加減で色が変わる
一見するとパールホワイトな色ですが、光の加減によって、キラキラ色が変わるようにみえます。
コイル形状
ケーブルカバーはコイル形状で、クルクル巻きつけるように装着します。
なお、直径約3~4mmまでのケーブルに対応しているとの事。
実際に巻き付けてみた
黄ばみが目立ってきたケーブルを用意。
根本部分から、ひたすらクルクル巻き付けます。
コネクタ自体は隠せませんが、ケーブルの外観をリニューアルすることで、印象は大きく変わりました。
単調な作業なんですが、1mくらいのケーブルの場合、数百回は巻きつける必要があるので、ちょっと大変かも知れません。
まとめ
ケーブルの黄ばみが気になったら検討しよう
少々高価なケーブルが黄ばんでしまっても、デコレーションカバーを使えば見栄えを気にせず使い続けられます。
動作が問題ないケーブルなら、買い替える前に、試してみてはいかがでしょう?
それでは、楽しいスマホライフを!