ワイドな大画面を搭載するHUAWEIのスマホ「Mate 10 lite(RNE-L22)」の購入から、約1ヶ月が経過しました。
[過去記事:HUAWEI Mate 10 lite(RNE-L22)購入レビュー]
恒例の現時点での所感等、残して置きます。これから購入する方にとって、多少なりとも参考になれば幸いです。
今回は、HUAWEI Mate 10 lite(RNE-L22)の実際に約1ヶ月使ってみて分かった「良かったところ5個」、「イマイチだったところ5個」です。
良かったところ
1.大画面の18:9
5.9インチの大画面かつ、18:9(2160×1080、フルHD+)のディスプレイを採用している為、比率に対応している動画やアプリを表示させると迫力を感じます。
また、2画面表示も実用的な大きさで表示されます。
2.幅はまずまずコンパクト
「5.9インチ18:9(2160×1080、フルHD+)」と、もはや6インチ近い大型サイズの割には本体幅がコンパクトに仕上がっています。
これは前述の「18:9」ディスプレイ採用の効果と考えられます。
発売時期の近い5.5インチスマホ(フルHD)と比較してみると明らかです。
幅 | 高さ | 厚さ | ディスプレイ | |
HUAWEI Mate 10 lite | 75.2 | 156.2 | 7.5 | 5.9 (2160×1080) |
ZenFone 4 Selfie Pro | 74.8 | 154.0 | 6.85 | 5.5 (1920×1080) |
ZenFone 4 | 75.2 | 155.4 | 7.5 | 5.5 (1920×1080) |
g07++ | 75.6 | 152.0 | 7.9 | 5.5 (1920×1080) |
これまで5.5インチのスマホを使っていた方であれば、違和感は無さそうです。
3.延長保証が優遇
私は諦めがつくタイプなので特に加入しませんでしたが、Mate 10 liteは有償の延長保証が、地味に他の機種よりも優遇されていたので紹介します。
Huaweiには有料メーカー延長保証「ファーウェイ安心保証」が用意されています。
ざっくり解説すると「有料保証に加入しておくと、期間中は万一故障しても少ない料金(修理交換サービス料金)で修理が受けられる」と言ったものです。※期間は選べる2~3年。
本来は安くても5~6千円の「修理交換サービス料金」が、Mate 10 liteは不要(0円)と明記(2018/3/7現在)されています。
延長保証を検討している方には、朗報と言えそうです。
4.大画面だがバッテリー持ちは良好
購入前の段階では、大画面搭載の為、バッテリー消費が少々心配でした。
しかし、Mate 10 liteには一般的なスマホよりも若干大きなバッテリー(3340mAh)が搭載されています。(※一般的には3000mAh程度)
その恩恵か、ツール系アプリであれば一日中がっつり使用しても、バッテリー残を心配する必要はありませんでした。
使い方にもよるので一概に言えませんが、効率面はともかく、大画面搭載による使用可能時間の心配は杞憂のようです。
5.十分優秀なカメラ
アウト・インカメラ共にダブルレンズ搭載です。
ピントも合わせ易く、光量不足気味の屋内でも文章がクッキリ。インカメラも十分綺麗です。
「当たり前の事が、ストレス無く出来る」このクラスのスマホとしては良質なカメラと感じます。
イマイチなところ
1.microUSB(B)
充電コネクタはmicroUSB(B)です。充電の際には、裏表を考慮する必要があります。
最初から2万円台で販売される、エントリーモデルであれば納得ですが、本機は2017年暮れに4万円台で発表された端末です。type-cでは無い点に、少々物足りなさを感じてしまうのは正直なところです。
2.wifiは2.4GH
wifiの対応状況は「WiFi:802.11 b/g/n」(2.4GHzのみ)です。
繰り返しになってしまいますが、4万円代の端末としては、5GHzの「ac」にも対応して欲しかったなと。。
3.Dライン風?が消えやすい?
背面の上下に薄い白いライン(Dライン風?)があります。このラインがキズやテカリで、消えやすく感じています。
ケースをつけるだけでも(と言うか開封時に既に)、角などが薄くなってしまうので、最初から無い方が良かった気もします。。
4.カメラ出っ張り
もはや珍しい事でもありませんが、カメラレンズが背面より飛び出ています。
1mmくらい?飛び出しており、面積もある為、ある程度背面に厚みがあるケースでないと保護が出来ません。
いくつか市販ケースを購入してみましたが、レンズより薄いものも多く困ってしまいました。ケースを購入する場合は、レビューを確認したり、問い合わせた方が安心かも知れません。
なお、付属のケースは概ねフラットになってくれます。
5.それなりの重量
比較的コンパクトな外観に仕上がったとは言え、それなりの重量があります。
- 重量:約164gグラム
やはりディスプレイサイズの大きさから、ある程度の重量増加はやむ得ません。
強度向上やディスプレイサイズアップで、年々重量増加しているスマホの中では特段重い訳ではありませんが、失敗しない為に、購入前に手持ちのスマホと重量を比べる事をおすすめします。
まとめ
エントリーモデルでは少々物足りない方へ
ところで、2018年もHuaweiからはコストパフォーマンスの高そうなSIMフリーモデル「nova lite 2」が発表されました。
[過去記事:nova lite 2購入レビュー]
当機と同じく「CPU Kirin659」と「18:9 ディスプレイ」を搭載する高コスパ端末ですが、安価な変わりに画面サイズやカメラ、ストレージ容量、メモリーは少々抑えられています。
これらに物足りなさを感じる場合には、当機「Mate 10 lite」は悪くない選択肢の1つとなりそうです。
それでは、楽しいHUAWEI Mate 10 lite(RNE-L22)ライフを!