過去に、「コンビニのマルチコピー機へ年賀状を持ち込み印刷」した経験があります。
少数の印刷に有効な手段ですが、コピー機のトレイの引き出し作業を自分で行う必要がある為、初めての方には敷居が高い印象が否めません。
そこで注目するのは、最初からマルチコピー機に入っている「備え付けはがき」の存在です。
トレイの引き出し作業が不要な「備え付けはがき」を年賀状として使うことが出来れば、マルチコピー機をはがきプリンター代わりにする敷居はもっと下がりそうです。
今回は、マルチコピー機(ネットプリント:セブンイレブン)の「備え付けはがき」を「年賀状」にする方法です。
備え付けはがきとは?
無地のはがき
マルチコピー機に最初から入っている無地のはがき(ポストカード)です。
紙質は年賀はがきに比べると若干薄めですが、ツルツルきめ細かい紙です。
※備え付けはがき
※別途、切手の貼り付けが必要となります。
年賀状にしてみた
1.年賀切手を貼る
「備え付けはがき」には切手が必要です。
日常的に使用する「普通切手」を貼り付けても年賀状としての配達自体には全く影響ありません。
しかし、事務作業でお馴染みの「普通切手」では、年賀状のイメージとは随分異なってしまいます。
そんな時は、年賀専用の特殊切手「年賀郵便切手」の利用がおすすめです。
華やかな年賀状らしい印象に変えてくれます。
「お年玉付き」にも出来る
「年賀切手」の中には「お年玉付年賀切手」があります。
「お年玉付年賀切手」を貼り付ければ、「備え付けはがき」でも「お年玉の対象にすることが出来ます!
なお、公式通販サイトではシート単位での販売となります。少数必要な方は郵便局に出向くか、オークション・フリマアプリ等で探してみましょう。
https://www.post.japanpost.jp/office_search/
2.年賀を記載(必須)
年賀はがきとして扱ってもらう為には、切手のすぐ下に朱(赤)色で「年賀」と記載する必要があります。
※横書きもOK。
「年賀」記載が無い場合、普通郵便として扱われます。
つまり、元旦では無く普通はがきの配達日数で届けられてしまうのです。
年賀スタンプがおすすめ
「年賀」記載は手書きでも、全く問題ありません。
しかし、あまり字が上手くない場合、手書きに抵抗があるかも知れません。
そんなときは、年賀スタンプを利用すると、クオリティが劇的に上がります。
送る枚数の多い方は「年賀スタンプ」の導入を検討してみては如何でしょう?
デザインは多少妥協が必要
残念ながら再現できないところもあります。
こちらは備え付けはがきの下部。
一方、「年賀はがき」の下部には、目を引く「赤い帯状デザイン(※お年玉番号等が記載されている場所)3個」があります。
これらは、ご自身で似たデザインを描いたりしない限り、再現できない部分です。
元々が「年賀はがき」では無い以上、デザイン面では多少の妥協は必要となりそうです。
まとめ
コストを掛ければ、ある程度の年賀状化が可能
「備え付けはがき」でも切手を貼り付けて「年賀」記載さえすれば年賀状として扱われる事がわかりました。
しかし、「年賀状として扱われる事」と「年賀状にみえるか?」は別です。
コストと工夫を惜しまない場合は、チャレンジしてみても良いかも知れません。
それでは、楽しいスマホライフを!