【使い方によっては結構狙い目?HUAWEI nova liteを買ってみた。】
巷では「HUAWEI P10 lite(WAS-LX2J)」が人気を博していますが、今更ながらp10liteよりも少し前に発売された同社「nova lite(PRA-LX2)」が気になっています。
と、言うのも前者に比べwifi規格やストレージ量は劣るものの、安価で基本性能はP10liteに近そうと考えられ、ライトユーザーならより魅力的かも?とに思えたからです。
[左:nova lite、右:P10 lite]
そんな事を考えていたある日、幸か不幸かnova liteを安く買える機会に遭遇しました。特に必要は無いはずなんですが、うっかり?と結局買ってしまいました。
今回は、ライトユーザーにおすすめな「HUAWEI nova lite(PRA-LX2)」の実機レビューと、ベンチマーク測定です。
スペック等
主なスペック
主要なスペックは、下記の通りです。
- OS: Android 7.0 Nougat / Emotion UI 5.0
- CPU:Kirin655 オクタコア(4×2.1GHz+4×1.7GHz)
- ROM / RAM: 16GB / 3GB
- 外部メモリ: microSD 最大128GB
- サイズ: 高さ147.2×幅72.94×厚さ7.6 mm程度
- 重量: 約147g
- ディスプレイ: 5.2インチ IPS、1920×1080
- カメラ: アウトカメラ1200万画素、インカメラ800万画素
- バッテリー:容量 3,000mAh
- FDD-LTE : B1/3/5/7/8/19/28
- TDD-LTE : B40
- W-CDMA:B1/5/6/8/19
- GSM:850/900/1800/1900MHz
- SIMスロット: Nano SIM x 2
- WiFi: 802.11b/g/n準拠 (2.4GHz)
- Bluetooth: Bluetooth v4.1 BLE
- センサー:GPS、AGPS、Glonass、Beidou、加速度、コンパス、 環境光、 近接、指紋
さらに詳しくは、メーカサイトでどうぞ。
[HUAWEI公式:nova liteペック]
HUAWEI nova lite スマートフォン | 携帯電話 | ファーウェイ・グローバル
売ってるところ
既に「P10 lite」が広く販売されている為、nova liteを取り扱う大手量販店は若干減ってきている印象ですが、探し回るほどではありません。
メジャーなショッピングモール(amazon、楽天、yahoo)などで検索すれば、簡単に見つかります。
なお、MVNO各社でも安値で取り扱われている事が多いので、契約中または契約予定のMVNOサイトを確認してみるのも良いかも知れません。
それでは、HUAWEI nova lite(PRA-LX2)を開封です!
開封の儀
パッケージ
商品パッケージは、白地にメーカーロゴの入った箱です。
開封
後発のP10liteと同じく「縦置き収納」されていました。この合理的な梱包(付属品がクッション材を兼ねる)は結構お気に入りです。
付属品はこんな感じ
パッケージの中身です。
本体と箱以外には、下記が付属します。
- イヤフォン
- 充電ケーブル
- 充電器
- ハードケース
- SIMピン
- クイックスタートガイド
- 保証書
充電ケーブル
ケーブルは「microUSB」(a to b)です。カラーは明るめのグレー。
充電器
トラッキング対策済みのコンパクトな充電器です。コンセント部の折り畳みは出来ません。
出力は5V1A。
ハードケース
クリアハードケースが付いています。透明では無く曇りガラスのような感じ。
4隅で固定するタイプなのでスマホの幅が大きくなったりはしません。その分、保護されるののも背面のみですが。。
クイックスタートガイド
簡易マニュアルとも言える「クイックスタートガイド」が付属します。
ちなみに「取扱説明書」がメーカーサイトでDL可能です。スマホデビューの方など、お好みでどうぞ。
保証書
最近は珍しい紙の保証書が付いています。
メーカー保証期間は購入から、本体が1年、アダプタが半年です。
ちなみに後発のP10liteでは紙の保証書は付属しません。
本体外観
購入した色はホワイトです。
[表面]
白枠の下にメーカーロゴ、上にはインカメラなど。ガラスは淵でラウンドしています。
[背面]
背面もガラスパネルです。中央上の丸は指紋センサー、カメラに出っ張りは無くフラットです。
なお、悪目立ちしている「CEマーク」はシールです。簡単に剥がせるのでご心配無く。
[側面(上)]
最近はBluetoothイヤフォンも手ごろになってきましたが、一般的なヘッドフォン端子も利用できます。
[側面(左右)]
表面からみた状態で、右側面の上から「音量ボタン」「電源ボタン」。
左側面には「SIMカードスロット」。
[側面(下)]
下側面には「充電コネクタ(microUSB)」があります。
SIMスロット
左上側面の穴に、付属のピンを奥まで差し込むとトレイを取り出し可能です。
[トレイ取り出し方]
[トレイはこんな感じ]
対応するSIMサイズは「nanoSIM」です。
Slot2(大きい方)は「microSDカード」と「nanoSIM」兼用。
セッティング
SIMを本体に取り付けたら、右側の電源ボタンを長押しで起動です。
後は、画面の指示に従い初期設定を行います。
迷う事もないと思いますが、不安な方は「取扱説明書」をDLしてみてください。初期設定(セットアップウィザード)についての簡単な解説があります。
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク
恒例のAnTuTu(v.6.2.7)総合ベンチマークの測定です。
今回の結果は56292でした。
この価格帯では、かなりのコストパフォーマンスです。
デバイス情報を続けてチェック。
基本情報
ストレージ・CPU
ディスプレイ・カメラ
バッテリー・OS・機能・ネットワーク
センサー
以上、ベンチマークでした!
まとめ
購入後は先ずアップデートを
実は購入直後、メニュー画面などで引っ掛かりを感じる事がありました。
しかし、スペック的に不足しているとも思えず、既に配信されていたアップデートを適用したところ、UIの調整が行われたのか、何事も無かったのかのようにとてもスムーズに。
既に複数回のアップデートが配信されているので、初期設定が終わったら、まずはファームウェアアップデートを実施する事をおすすめします。
予想通りの高いコストパフォーマンス
2017/7/28現在の2万円スマホとしては十分な性能でした。
さすがに重いゲーム向きではありませんが、ツール系アプリで困るとは考えにくい印象です。
ただ、冒頭でもふれましたが、所々で旧規格の採用など、値段なりと思わせる部分も存在します。(wifi規格やストレージ量の他、急速充電非対応など)
それらを許容出来る場合には、とても良い選択肢となりそうです。
結局どんな人におすすめ?
買いの人(おすすめの人)
- とにかく安く、出来る限り良い性能のスマホが欲しい人
- アプリを大量インストールしない人(※ストレージが16GB)
- wifi速度に拘りのない人(※11b/g/n)
妥協出来ない点がある場合はP10liteを検討
上記で妥協出来ない点がある方は、約5000円程度上乗せで購入可能な「HUAWEI P10 lite」も一度検討してみても良いかも知れません。
[過去記事:P10liteレビュー]
総合的に、nova liteは価格の割に満足度の高い端末と感じました。
ライトユーザーは勿論ですが、安価な部類なのでスマホデビューの人にもおすすめ出来そうです。
それでは、楽しいHUAWEI nova liteライフを!