少し前の話ですが、2018/3/9に「HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)」にアップデート(8.0.0.126)発表がありました。
直ぐにでも試してみたいところでしたが、サーバー負荷対策の為か、発表当日に誰でもアップデート出来るのでは無く、約1ヶ月を掛けて「順次配信」との事。
私も「待ち」状態でしたが、数日前に配信通知が届いたので、早速試して見ることに。
今回は、「nova lite 2」のアップデート(8.0.0.126)内容と、その前後antutuベンチマーク比較、新機能検証です。
8.0.0.126アップデートについて
アップデートの内容
nova lite 2の、アップデート内容は「顔認証機能」の追加のようです。
2018年2月よりMVNO各社から販売しているスマートフォン『HUAWEI nova lite 2』に、顔認証機能を追加します。
メーカー公式発表 2018/03/09 画面ロック解除の新しいトレンド! 『HUAWEI Mate 10 lite』 / 『HUAWEI nova lite 2』に顔認証機能が追加 より
その他の変更点は下記の通りでした。
- OSのバージョンの変更は無し(android v.8.0.0のまま)
- セキュリティパッチ更新あり(2018年1月1日 → 2018年2月5日)
※なお、同日に「HUAWEI Mate 10 lite」にもアップデート(顔認証機能、AR機能)も配信されています。
アップデートしてみた
アップデート前に知っておきたい事
- アップデートは順次配信
- アップデートファイル量は約313MB
- DL完了から更新完了までは約7分(※更新のみ。DL時間は除く)
- 更新中は端末は使えない
アップデート通知が届かない場合
前述の通り「アップデートは順次配信」です。下記作業を行っても、まだなら待ちましょう。
- 設定
- システム
- システム更新
※「約1ヶ月で全てのお客さまがアップデート可能となる予定」との事。
ベンチマーク
※Antutuベンチマーク(v7.0.6)の総合・詳細値
アップデート前(ビルド番号:FIG-LA1 8.0.0.121)
[総合値:アップデート前]
89,368でした。
項目詳細
[詳細値:アップデート前]
アップデート後(ビルド番号:FIG-LA1 8.0.0.126)
[総合値:アップデート後]
88,346でした!
項目詳細
[詳細値:アップデート後]
新機能(顔認証)を使ってみた
設定方法
[手順]
- 設定
- セキュリティとプライバシー
- 顔認証
- 顔を登録
※途中、「ロック画面のパスワード入力(設定状況により異なる)」を求める場合があります。
続けて表示される「顔認証」画面ではロック解除の設定を行う事が出来ます。
ダイレクトロック解除
顔認証でロック解除を行う設定です。
[スリープ状態から使用可能までの手順]
- 手動:電源ボタンでスリープ解除
- 自動:顔認証でロック解除
※現在、顔認証でスリープ解除は行えません。
スライドしてロック解除
顔認証で、スライド待ち状態にする設定です。
[スリープ状態から使用可能までの手順]
- 手動:電源ボタンでスリープ解除
- 自動:顔認証でスライド待ち状態へ
- 手動:画面をスライド
※現在、顔認証でスリープ解除は行えません。
使ってみた
さて、気になるのはやはり「認証精度」です。
とりあえず下記の行動で、挑んでみましたが何れも一瞬でクリア。
- 表情を変える
- 片目を瞑る、片目を覆う
- 帽子を被る
- 伊達メガネをかける
最初に、明るい場所でしっかりと自分と顔を登録しておけば、殆どの場合で問題ない様子。
しかし、カメラで認識している為、真っ暗なところでは動作しません。この点は割り切る必要があります。他の認証と併用して運用しましょう。
まとめ
ベンチマーク結果と使用感
ベンチマークについては、違いと呼べるほどの差はありませんでした。
使用感についても同じです。
顔認証について
予想外に高い認証精度で、十分実用レベルにある機能でした。
現時点で、「画面のロック」に指紋以外(パターン、PIN、パスワード)を選択している方は、顔認証を導入すると、手前が減らせる可能性があります。
一度試してみる価値がありそうそです。
現時点で指紋認証を使っている場合は、無理に顔認証を利用する必要が無い気がしたのも正直なところです。これは、指紋認証は明るさに影響されない上、スリープ解除とロック解除を同時に行える為です。(※こっちの方がスリープ解除の手間が少ない。)
勿論、指紋認証との顔認証は併用も可能なので、実際に試してもみるのが一番ですが。。
それでは、楽しいHUAWEI nova lite 2ライフを!