人気SIMフリースマホ「Huawei P20 lite(ANE-LX2J)」の購入後、約2ヶ月が経過しました。
[過去記事:Huawei P20 lite購入レビュー]
今回は、Huawei P20 lite(ANE-LX2J)を実際に約2ヶ月間使って分かった「良かったところ4個」、「イマイチなところ3個」です。
良かったところ
1.軽量
一昔前に比べると、最近のスマホは非常に重く(※重量)なりました。
ディスプレイ表示領域やフレーム材質強化など、要因は多々ありますがケースを付けると、200gを超える端末も珍しくない状況です。
そんな中、本機は軽量な部類に入るスマホです。重量を気にする方にはおすすめポイントです。
[参考]
重量 | |
---|---|
P20 | 約165g |
P20 lite | 約145g |
P20 Pro | 約180g |
Zenfone5,5z | 約165g |
Zenfone5Q | 約168g |
iPhone X | 約174g |
iPhone8Plus | 約202g |
iPhone8 | 約148g |
2.サイズ
ディスプレイは約5.8インチと大型ですが、フルHD+(2280×1080)の為、ボディサイズは比較的コンパクトに仕上がっています。
幅 | 高さ | 厚さ | |
---|---|---|---|
P20 lite | 71mm | 149mm | 7.4mm |
大きいスマホが苦手な人でも、許容できる範囲では無いでしょうか?
3.待望のtypec化
前作、P10liteは大変ヒットした高コスパモデルです。
そんなP10liteの惜しい点として真っ先に思いつくのが、従来のmicroUSB(micro-B)が採用された充電コネクタです。
充電時に表裏を考慮する必要がある為、毎日となると正直煩い思いでした。
[参考:P10liteの充電コネクタ部]
今作のP20liteでは、裏表の無いコネクタ「Type-C」が採用され、ただただ充電が楽になりました。。
[P20 lite]
4.豊富なアクセサリー
2018年のAndroidSIMフリーモデルとしては、1、2を争うアクセサリーの充実度と感じています。
基本ネットショップでの購入が中心になりますが、ケース等の選択肢はとても多い印象です。同端末の人気ぶりが伺えます。
イマイチなところ
1.実質DSDS非対応
流石に何もかも期待するのは酷かと。。少なくともSIMカードを2枚差しする予定のある方は別の端末を買いましょう。
2.前作からの性能は微増
前作(P10 lite)から買い替えを検討している方は、基本性能が劇的に向上している訳では無い点を留意する必要があります。
RAM(3GB→ 4GB)の増量は大きなポジティブ要因ですが、CPU(Kirin658 → Kirin659)性能は微増と言えます。
前作からの買い替え理由が、新しい規格目的であれば全く問題ありませんが、処理性能不足が理由の場合には、上位機種を検討すべきでしょう。
3.ベゼルのメーカーロゴ
ディスプレイ下部に、メーカーロゴが記載されています。
一部を除き、全面保護ガラスフィルムもロゴを見せるデザインが中心です。
[過去記事:nimasoガラスフィルムレビュー]
https://www.pizaman.com/entry/p20lite-ane-lx2j-nimaso-glass-film/
全面保護フィルム特有の「貼り付けている事を忘れるくらい一体感」を求めている方に少々残念な状況かも知れません。
この状況を生むなら、上位モデルと同じようにロゴは背面のみが良かったかな?と思ってしまいました。
まとめ
「お手頃価格」の「次世代規格満載スマホ」
まず誤解の無いように述べておくと、P20liteは、フラグシップモデルを使うようなユーザーが満足できるクラスのモデルではありません。
しかし、実売価格を考慮すると、不満点を探す方が苦労する程に良く出来たスマホに感じました。
国内モデルの発売から、まだ2ヶ月足らずですが外的要因が無い限りは、かなりのヒット(本年度SIMフリー部門1位狙える?)になりそうな予感がします。
「ハイスペックは不要だけど、古い規格(充電コネクタ、狭いディスプレイ、wifi規格など)で我慢したくない方」には、かなり有力な選択肢に感じました。
それでは、楽しいHuawei P20 lite(ANE-LX2J)ライフを!