「喋った言葉」を「指定の言語」に「音声通訳」してくれるガジェット「音声翻訳機」をネットや家電量販店で度々見かけるようになりました。
同じ様な用途のスマホアプリは前々から存在する訳ですが、やはり専用機の実用性は気になるところです。物は試しと言う事で購入してみる事に。
今回は、FutureModel 翻訳機 PERARK(ペラーク) TR-P18-01 を買ってみた話です。
※本体のファームv0.2.3時点の内容です。
開封の儀
パッケージ
スマホっぽい?パッケージです。
パッケージ裏にはスペック。※基本的に出来ることは翻訳だけです。
付属品
開封して、内包物のチェックです。
パッケージ類を除くと下記3点。
- 本体
- 説明書
- 充電ケーブル
説明書
説明書は日本語表記です。
なお、保証書も説明書の1ページに含まれています。
充電ケーブル
充電ケーブルはMicroBケーブルです。
電源アダプターは付属しませんので別途用意する必要があります。
本体外観
それでは、PERARK(ペラーク)の外観をチェックします。
表面
黒くシンプルなデザイン。
スペック上のサイズは「幅58.5 × 高さ143.3 × 奥行き13.5mm、約110g」です。
下部にはボタンが二つ。
上部の液晶ディスプレイは約2.4インチ(タッチパネル)です。
背面
全体的に丸いオーバルデザインの為、持ちやすい形状と言えそうです。
背面上部にはスピーカー。
本体上
ストラップホールがあります。
右側面
電源ボタン。
左側面
ボリュームボタン。
本体下
充電ポート(MicroB)。
実際に使ってわかった事
使い方は簡単
使い方は簡単です。
言語の指定
先ずは言語の指定を行います。
下記画像では「日本語」と「英語(US)」を対訳する状態です。
言語を変更する場合は、国旗マークをタップすれば選択画面に移行します。
後はお好みの言語(41言語)を選びましょう。
翻訳方法
実際の翻訳操作は3ステップです。
- ボタンを押す(押したまま)
- 翻訳したい言葉を話す
- ボタンを話す
これだけで、翻訳結果が「画面表示」と「音声」で返されます。
※なお、ペラークには2個のボタンが存在しますが、これは翻訳する言語を「2.翻訳したい言葉を話す」で指定する為のボタンです。
青ボタンは「左の言語」。赤いボタンは「右の言語」を翻訳する際に押します。
例:下記画像の状態であれば、青ボタンは「日→英」、赤ボタンは「英→日」です。
得意・不得意の所感
比較的、短い文章や定番のフレーズ(道案内など)には、うまく機能してくれる印象です。
また、長文でも複数回に区切る事で、ある程度対応出来そうです。
一方、現状では「対訳が無い言葉」や「直訳できない言語」に関しては、無理やり感が強い印象を持ちました。
[直訳し難い言語にはとても弱い]
なお、本体設定から「翻訳エンジンの切り替え」が可能です。必要に応じてお試しあれ。
これからに期待したいファーム
wifi一覧にNVRAM WARNING…。一昔前によく見かけたMTK系のバグかと思いますが実害はありませんので放置で。(v0.2.3時点)
今後のアップデートに期待しましょう。
ランダムMACアドレス?
MACアドレスを管理しているwifiに接続していたのですが・・・時々途切れてしまっていました。ログを確認してみると、PERARKの接続MACアドレスは一定期間で変更されている模様。
海外の公共wifi等に接続される方にとっては悪くない仕様ですが、自前のモバイルルーター等でいわゆるMACアドレスフィルタリングを行っている場合は、この点を留意する必要がありそうです。
まとめ
簡単な翻訳と、学習用途に
wifi専用機であるPERARKは、現行の音声翻訳機の中では比較的安価な部類かと思います。
それでも基本機能は備えているので、本来の用途である旅行中の簡単な翻訳は勿論ですが、即音声翻訳される点を考えると学習用途にも流用の道があるかも知れません。
それでは、楽しい音声翻訳機ライフを!