【果たしてFREETEL RAIJINは買いなのか?スペックやライバルスマホを考察。】
昨年10月に告知され、ついに発売日が4日後の1/27に迫ったFREETEL RAIJIN(フリーテル雷神 FTJ162E-RAIJIN )。
価格以上のスペックで注目を浴びましたが、発売日が迫ったこの機会に、購入を検討すべき人やライバルスマホなどを考察してみたいと思います。
発売日、価格、主要スペックなど
発売日・価格
公式発表の通り、発売日は2017年1月27日(金)、価格は29,800円(税別)です。
※税込32,184円
色の展開
色の展開の下記3種類となります。
- シルバー
- マットブラック
- マットネイビー
定番の色調が揃えられています。
主要スぺック
- OS: Android 7.0 Nougat
- CPU:MT6750T
- ストレージ・RAM:64GB・4GB
- 外部メモリー: micro SD/HC/XC 最大128GB
- サイズ: 約153.0×76.0×8.7mm
- 重量: 約183g
- ディスプレイ: 5.5インチ 1920×1080
- カメラ: アウト1600万画素 イン800万画素
- バッテリー:容量 5000mAh
- LTE(4G):2100MHz(Band1/4) / 1900MHz(Band2) / 1800MHz(Band3) / 1700MHz(Band4) / 850MHz(Band5) / 2600MHz(Band7) / 900MHz(Band8) / 700MHz(Band12/17/28B) / 800MHz(Band19)
- W-CDMA:2100MHz(Band1) / 850MHz(Band5) / 800MHz(Band6/19) / 900MHz(Band8)
- GSM:850 / 900 / 1800 / 1900MHz
- SIMスロット: micro SIM + nano SIM (DSDS対応)
- WiFi:IEEE 802.11 a/b/g/n 2.4GHz&5GHz
- Bluetooth: 4.0 BLE
- センサー類:A-GPS / GLONASS / QZSS対応、加速度、近接、光、重力、ジャイロ、ecompass
- その他:USB TYPE-C
ライバル機?との違い
サイズ等の構成から考えると、covia「gooのスマホg07」、asus「ZenFone 3 Laser」「ZenFone 3 Max」などが比較対象なりそうです。
[gooのスマホg07]
[ZenFone 3 Laser]
※メーカーサイト
[ZenFone 3 Max]
スペック上で押さえておくべきポイント
CPU
- RAIJIN:MT6750T
- goo g07:MT6750T
- ZenFone 3 Max:MT6737M
- ZenFone 3 Laser:Snapdragon430
RAIJINのCPUは、g07と同じMT6750Tが搭載されています。その他の2機種に関しても性能が比較的近いCPUが搭載されています。何れも体感できるほどの差は無いと考えられ、CPU以外の特徴を判断材料にしましょう。
※参考としてAntutu総合ベンチは、
- go07:43000程度
- ZenFone 3 Max:40000程度
- ZenFone 3 Laser:44000程度
激重ゲームを中心でなければ、いづれも日常的な快適利用を実現するだけの性能は誇っています。
ストレージ
- RAIJIN:64GB
- goo g07:32GB
- ZenFone 3 Max:16GB
- ZenFone 3 Laser:32GB
ストレージ容量はRAIJINが圧倒的に抜き出てきます。microSDカードが要らなくなる方も多いかもしれません。
後述しますがSIMカード2枚で運用する方は、microSDカードは使えません。DSDS運用される方には大きなメリットとなります。
RAM
- RAIJIN:4GB
- goo g07:3GB
- ZenFone 3 Max:2GB
- ZenFone 3 Laser:4GB
RAMもRAIJINの特長の一つです。RAIJINはミドルクラスのスマホに位置づけされますが、ハイエンドスマホもびっくりの4GB搭載です。
単純なメモリー容量ではヘビーユーザーでも困る事は無いでしょう。
DSDS(DUAL SIM・DUALスタンバイ)
- RAIJIN:対応
- goo g07:対応
- ZenFone 3 Max:非対応
- ZenFone 3 Laser:非対応
DSDS対応です。RAIJINは、SIMカードを2枚挿したい人にとって数少ない格安スマホとなります。
※nanoSIMスロットとmicroSDカードスロットは共用です。片方しか挿せません。
バッテリー容量
- RAIJIN:5,000mAh
- goo g07:3,000mAh
- ZenFone 3 Max:4100mAh
- ZenFone 3 Laser:3000mAh
「スタミナモンスター」の売り文句通り、大容量バッテリーの搭載はRAIJINの目玉となる特長です。
なお、RAIJINとg07の充電端子は裏表の無い「USB TYPE-C」が採用されており快適に充電器と接続可能です。
[※イメージ]
重量
- RAIJIN:183g
- goo g07:150g
- ZenFone 3 Max:160g
- ZenFone 3 Laser:150g
大容量バッテリーの弊害でしょうか?RAIJINは他機種と比べ圧倒的に重い(重量が)です。グラム数だけで考えるとたった30g程度の増量となりますが、スマホの30gは大きな差です。軽い(重量が)スマホがほしい場合には、RAIJIN賢明とは言えません。
FREETELは一般の家電量販店で扱っているので重量が原因で迷う場合には、実機やモックを触ってみるのが良いかもしれません。
※展示は店舗により状況がことなります。公式サイトにも記載されていますが、「お取り扱い機種については各店舗にお問い合わせください。」との事。
価格
- RAIJIN:32,184円(税込)
- goo g07:21,384円(税込)
- ZenFone 3 Max:21,384円(税込)
- ZenFone 3 Laser:28,000円(税込)※価格.com2017/1/23
発売前と言うこともあり4機種の中では一番の高価格です。
g07のコストパフォーマンスが際立ってしまいますが、幾つかの項目でRAIJINが大きく上回っている点もあり、概ね妥当な価格と考えられます。
まとめ
RAIJINは昨年の秋冬に告知がなされた訳ですが、今月の発売までの約3か月の間に同じミドルレンジのスマホが各社からも多くリリースされてしまい、若干正直当初のインパクトは薄れてしまいした。
しかし、ライトユーザーでは持て余してしまいそうな特長「大容量バッテリー」「64GBストレージ」「4GBメモリー」は同クラスで圧倒的に抜き出た性能を誇っていると言えます。
- これらの特長にメリット・魅力・必要性を感じるかどうか?
- 比較時に見劣りした点「価格」「重量」を許容できるか?
が検討する前提となりそうです。
FREETEL RAIJIN(雷神 FTJ162E-RAIJIN)を検討すべき人
- 電池持ち重視する人
- DSDSを使う人
- 値段の割に性能の良いスマホがほしい人
- 「大容量バッテリー、64GBストレージ、4GBメモリー」に魅力を感じる人
見送るべき人(別機種の検討がおすすめの人)
- 少しでも価格の安いスマホがほしい人
- 「通話、メール、ライン、ブラウザ検索」が中心のライトユーザー
- 軽い(重量が)スマホがほしい人
- 激重ゲーム利用が中心の人
- 「大容量バッテリー、64GBストレージ、4GBメモリー」に今のところ必要性を感じない人。
それでは、楽しいスマホライフを!