Redmi Note 9S(国内版)を実際に1ヶ月程度使ってみたので、所感などを残して置くことにしました。
今回は、Xiaomi Redmi Note 9S(国内版)を約1月使って分かった、良かったところ4個、イマイチなところ2個です。
良かったところ
1. 高いコストパフォーマンス
Redmi Note 9S国内版は「RAM4GB・ROM64GB」モデルであれば2万4800円~の安価な価格設定です。※価格は2020/6の発売発表時点
しかしチップセットにはミドルレンジ並の「Snapdragon720G」が採用されており、価格以上のスペックを感じます。
AnTuTu v.8.3.7、Phone v.11.0.7.0.QJWMIXM
wifiやコネクタ周りのスペック上の弱点も感じず、2020年の正規国内販売されているスマホとしては、非常に高いコストパフォーマンスであるといえます。
2.広い表示領域Tiny Dot Display
ディスプレイ上部に、インカメラレンズ以外全て表示領域のTiny Dot Displayを採用しています。
低価格帯の端末ながら、表示領域の向上工夫に抜かりありません。
3.トリプルスロット
SIMスロットトレイは、「nanoSIM×2」「microSD×1」のトリプル構成です。
Redmi Note 9Sは、ROM容量によって販売価格が異なります。
本体価格を抑えたい気持ちがありつつも、余分なデータを溜めがちな方にとって「独立するmicroSDスロット」は、強い味方になるかもしれません。
4.災害に強いラジオ
有線イヤフォンをアンテナ代わりにする、ネット要らずの「FMラジオ」アプリがプリインストールされています。
もはや、毎年のように大きな自然災害が発生しているのが現状です。
普段ラジオを聞く機会があまりない方でも、「通信インフラ要らずのラジオ」の存在は防災面で心強いのでは無いでしょうか。
イマイチなところ
1. 重量
ハイエンドモデルを中心に、重量が重いスマホは珍しく無くなって来ました。
それでも、Redmi Note 9Sの「209g」はずっしりと重い印象を受けました。
スマホ選びに「重量」が重要な要素を締めている方は、お手持ちのスマホ重量と比較し、「209g」が許容出来るのかどうか?よく検討される事をおすすめします。
2.サイズ
もし「出来るだけ小さなスマホが良い」「片手でも気軽に使いたい」と考えているのであれば「Redmi Note 9S」はあまりおすすめできません。
Redmi Note 9Sの外観サイズは「高さ165.75mm×幅:76.68mm×厚さ8.8mm」です。
これは現行スマホの基準でも大きめの部類と感じます。
※左から:iPhoneSE2、11、Redmi Note 9S
勿論、ケースを付けるのであれば更にサイズは大きくなる事になります。
まとめ
価格はエントリー、スペックはミドルレンジ
エントリースマホ並の価格なのに、ミドルレンジ並の基本スペック。
Redmi Note 9Sは非常にコストパフォーマンスの高いスマートフォンでした。
多機能を求めず、サイズや重量などが許容出来る場合には、今シーズン真っ先に検討すべきミドルレンジです。
それでは、楽しいXiaomi Redmi Note 9Sライフを!