ちょと気になっていた「USB扇風機」を購入してみました。
今回は、タッチ操作・二重羽根「USB扇風機(smart frog Cool Engine)」レビューです。
そもそもUSB扇風機とは?
USB給電で動く扇風機
その名の通り、USB電源で動作する扇風機です。
手のひら程度の卓上サイズが一般的な、比較的メジャーなPC周辺機器です。
最近のUSB扇風機は進化している
従来は、「USB扇風機」と言えば「リビング扇」を小さくしたデザインで、回転の制御機能も無く価格重視の物が大多数を締めていました。
しかし最近の「USB扇風機」は「デザイン」にこだわった物や、機能性を高めた物(強弱切替など)、電源ボタンの「タッチセンサー」化が図られているものなど、バラエティ豊かに進化しています。
涼しいの?失敗しないUSB扇風機選び
多くの「USB扇風機」はファンの直径が10cm前後の物を採用しています。
対して、通常の「リビング用扇風機」は直径30cm前後のファンを利用しています。
置き換え目的など、風量だけを期待して購入すると概ね失敗するでしょう。
しかし、リビング扇の「微風」程度の効果は期待出来る物が多く、下記のような用途では十分に活躍してくれます。
- 冷房の効いた部屋利用(冷房と併用)
- 冷房が節電で高め設定された部屋での補助的利用
- デスクで顔や手などに向けたスポット利用
限定的な用途であれば、超省エネな「USB扇風機」は活躍の幅を広げる事ができます。
開封の儀
パッケージ
パッケージはこんな感じです。
別の面には中国向け?記載も。
側面には製品仕様が英語と中国語で併記されています。
本体外観
今回は黒を購入しました。
なお、商品画像では金属っぽい印象でしたが実際は足部分以外は樹脂素材でした。
高級感は感じませんが、個人的には排気ダクトっぽい?感じが、完成されたデザインに映り悪くありません。
USBケーブルは底から伸びています。長さは90cmくらいありそうです。
仕様のシールは中国語、型番はKW-MF100。
付属品
付属品はこんな感じです。
- 本体
- 箱
- 説明書
- 合格証?
ちなみに説明書は、英語と中国語の併記です。
使ってみた
USBを接続
まずはUSBを接続し給電しない事には始まりません。
※なお、充電式ではありませんので誤解無きよう。
広く普及している「DC 5V」仕様なので「PCのUSBポート」は勿論。
スマホ用のアダプターでも利用可能です。
※また、スマホの「モバイル充電器」を使えば、コンセントの無い場所でも使えそうです。
電源ボタンはタッチ
電源スイッチは、ボタンでは無く「タッチ式」です。
本体上部にある「ファン」マークに触れると、下記のように切り替わり稼働します。
- 送風(弱)
- 送風(強)
- 電源OFF
正直、センサーだと壊れやすそうで心配でしたが、今のところ問題ありません。
ボタンと違い隙間も無く掃除は非常ににラクです。
ある程度、離す事で力を発揮
この扇風機は筒状の形状をしています。
また、吹き出しの直径も約9cmしかない事から、近くではあまり風が広がりません。
その為、30cm以下の距離に置くと風があまり来ないように感じてしまいます。
50cm程度は離れた場所に置く事をおすすめします。広がる風が心地よく感じます。
送風(強)はそれなりの動作音
簡易機材による計測なので目安程度になりますが、本体脇5cm地点で「送風(弱)」の場合は35~40db程度で推移する事が多く、特に気になる音ではありませんでした。(※一般的なUSB扇風機と同じくらい。個体差はあるかも知れません。)
ただし、「送風(強)」は45~50dbくらいでの推移となり、リビング扇とあまり変わりないレベルでした。図書館のような場所では、気になるかも知れません。
まとめ
「タッチ式」の操作性が良好
一般的にUSB扇風機のスイッチは、背面についている事が多いのです。
本品のスイッチ位置は「本体上」で、掃除も簡単な「タッチ式」。
正直、別に要らないと思っていた「タッチ式」ですが、使ってみたら思いの他便利でした。
USB扇風機は、マイナーメーカーやノーブランド物が多いのが現状です。信頼できるお店で購入される事をおすすめします。
それでは、楽しいPCライフを!