【wifiルーター「archer c1200」のVPN設定してみた。スマホ側の接続方法もあり。】
以前、購入したwifiルータ「TP-LINK archer c1200」には、バリューモデルにも関わらず「VPNサーバー機能」が付いています。
街中のwifiスポット数は充実していますが、理論上悪用も出来てしまう為、利用を躊躇ってしまう方も多い事でしょう。そんな際は、VPNを利用すれば飛躍的にセキュリティを高める事が出来ます。
今回は、TP-LINKのwifiルーター「archer c1200」でVPN設定(OpenVPN)を行ってみました。
設定
※本体ファーム:1.1.1 Build 20170308時点
1.管理画面にログイン
c1200接続しているPC等のブラウザで「http://tplinkwifi.net」にアクセスし、管理画面にログインします。
2.VPNサーバーを有効にする
[詳細設定] → [VPNサーバー] → [OpenVPN]
- 証明書を生成(※数分掛かります)
- VPNサーバーを有効にする
- インターネットとホームワークを選択
- 保存
3.設定ファイルをエクスポート
VPNクライアント用に、設定ファイルをエクスポートします。
エクスポートされたファイル「OpenVPN-Config.ovpn」をスマホに保存しましょう。
スマホ内の保存場所に指定はありませんが、わかり易いフォルダに保存すると後がラクです。
とりあえず今回は「Download」フォルダに保存してみました。
4.VPNクライアントアプリをDL
OpenVPN公式アプリの「OpenVPN Connect」をDL&インストールします。
※なおc1200では無く、vpngateにアクセスしたい方は「OpenVPN for Android – Google Play の Android アプリ」をおすすめします。
5.設定ファイルのインポート
アプリを起動したら「3」で保存したファイルを、インポートします。
- メニュー
- Import
- Import profile from SD card
- 保存した設定ファイルを選択
- SELECT
- 「Profile Imported」が表示されたら、インポートは完了です。
インポート設定は以上です。引き続き使い方に触れます。
VPN接続してみた
初回起動
「Cnnnect」ボタンでVPN接続を試みます。
なお、初回のみ同意を求められますので「OK」
Connectedが表示されれば接続完了です。接続中はステータスバーに「キー」アイコンが表示されます。
なお、切断は「Disconnected」ボタンです。
VPNの動作確認
初回はc1200の管理画面で動作確認する事をおすすめします。VPN接続中は下記に表示されます。
※リモートIP項目には、クライアント側(公衆wifi等)のグローバルIPが表示されます。
[詳細設定] → [VPNサーバー] → [VPN接続]
さらに実際に外部サイトで確認したい場合は、アクセス中の「グローバルIPアドレス」を表示するwebサービスが手軽です。
VPNサーバー側(c1200)のグローバルIPが表示されれば恐らく問題いでしょう。
まとめ
セキュリティ上の懸念で、出先のwifiを利用する予定の無い方も多いと思われます。
しかし、使わざるを得ない状況が来ないとも言い切れません。
そんな方は、取り合えずVPNの設定だけ済ませ、管理画面で「VPNサーバー機能をOFF([詳細設定] → [VPNサーバー] → [OpenVPN] )」にしておく事をおすすめします。
いざ、VPN接続が必要なったら「VPNサーバーを有効にする」だけで準備完了です。
それでは、楽しいスマホライフを!