【アメリカでも同じパターン?マケプレ詐欺。】
少し前に、国内amazonのマーケットプレイスで詐欺が多発して、ニュースになったりしていました。
さて、時々私はアメリカのamazonでも買い物をする事があるのですが、少し前に同じようなケースに当たってしまいました。
今回は、アメリカのamazon「amazon.com」で詐欺られた時の話です。
経緯
そもそも少し安い新規業者だった
注文したのはPCとスマホのアクセサリーでしたが、他店よりも少し安め(激安では無い)の新規店でした。
既に微妙な感じもしますが、新規出品者や評価数の少ない出品者が若干安く販売するケースはさほど珍しくありません。
万一の場合でも、A-to-Z Guarantee claims(Amazonマーケットプレイス保証の事)など買い手保護が充実しているので、軽い気持ちで注文してみる事に。
1.注文当日
カートに入れて注文完了です。
注文後、すぐに「ありがとうメール」が届きました。
システム上の到着予定日は5~10日後との事。特にここまでは問題ありません。
2.翌日
翌日には「発送しましたメール」。
予想よりも速いなーと思っていたのも束の間、追跡情報を見ると何故か中国の郵便配送サービス「ePacke」。
さらに、ePackeの追跡サイト上の結果は「そんな荷物ないよ」。
注文時はカリフォルニアから発送だったので、かなりアウトな予感がしてきました。
しかし、特に急ぎの商品では無かった事と「まだ追跡サービスに反映されていないだけ」の可能性も考え様子を見る事に。
3.10日目
到着予定日を迎えましたが、案の定、届く事は無く荷物追跡も変わらず。
amazon.comにログインし、注文履歴からアクションを起こそうとしたところ「先ずは、出品者に一度問い合わせてみろ」的なメッセージが表示されたので、大人しく従う事に。
同じく注文履歴から問い合わせます。
「Tell us more about your issue」から問い合わせのタイトルを選びます。
今回は「Where’s My Stuff?」を選択しました。
真ん中のフォームに問いあわせを入力をします。
出品者からの返事を2営業日は待ちましょう。
4.14日目
週末を挟んだ為、数日余分に待ってみましたが音沙汰なし。そろそろ、真面目に米Amazonに助けて貰う事にしました。
注文履歴から「A-to-Z Guarantee claims」の手続きを開始します。
先ずは「file an a-to-z guarantee claim」の「Please indicate the reason this for claim」でクレーム内容をしっかりと選びましょう。訳の分からない主張は却下の原因になります。
なお、今回は商品が届いていないので「I did not receive my order items」を選びました。
更に詳細入力画面が表示されます。
各項目については後述。
各項目についてざっくりと。
- 「Please indicate the reason this for claim」にサブカテゴリーが表示された場合には、更に詳しい理由を選んでください。
- 「Items to include in your claim」はクレーム対象数についてです。例えば同じ商品を2個購入して、1個だけ不良品だった場合など。
- 「Delivery details(optional)」は、配送情報を入力する項目です。
- 「additional information」には追加情報を入力します。
※ちなみに今回は「4」追加情報に、
- まだ届けられていない事
- 追跡番号は有効ではない事
- 問い合わせの返信は無い事
を簡潔に記載しました。
送信後、いわゆる完了画面が表示されます。
購入時の決済方法にもよりますが、申請が通った場合の返金方法(米amazonギフト、カードへの返金等)を指定する事が出来ます。お好みでどうぞ。
殆どの場合は14日以内にクレームの決着がつくとの事。後は結果を待つだけです。
5.17日目
数日後、米amazonから「申請が無事に通った事のメール」と「返金手続き完了のメール」が届きました。
時間はかかりましたが、しっかりと保護してもらえました。
まとめ
気を付けるポイントは一緒
国内だけでは無く、海外のamazonでも同じような手口が出始めているのか、とても残念です。手口に大差ない事から、同一グループのなのかも知れません。
ただ、これは気を付けるポイントも一緒と言う事もにもなります。
- 新規出品者
- 価格が妙に安い(商品は新品)
- 自社発送(amazon発送ではない)
一つ一つは、必要以上に気にする事ではありませんが、3つ全てに該当する場合は、国内外問わず警戒すべきかもしれません。
もしもの時も、慌てずに
万一、米amazonでこれらの手口に引っ掛かってしまっても、国内同様、手厚い購入者保護制度があるので心配する必要はありません。
規定を満たす前に、保護申請やサポートに感情的な対応を求めて申請却下されては元も子もありません。まずは慌てず落ち着きましょう。
ポイントは条件を満たしている事を確認してから、申請手続きを開始する事だけです。
[A-to-Z Guarantee claimsの条件]
それでは、楽しいPCライフを!